昨年、6年使ったMacBook Proが大往生しました。
それ以来、Windowsの端末を買いましたがあまり使っていません。性能は文句ないのですがイマイチ乗り気にならず、よほど使う必要のあるソフトがない限りは起動すらしていません。そんなわけで使わないのももったいないので母親に使ってもらおうかと思っています。
私はもっぱらMacBook Airです。持ち運びにはいいんですが、やはり非力です。パワーを必要とする処理には向かないので、新型のMacBook Proが発売になったら速攻で買おうと決めていました。
出ましたよ。MacBook Proのすごいのが。
こういう圧倒的なパワーを求めていたんです。迷わず買うことにしました。値段がちょっと高めなのでまあ少しは迷いましたけど。
15インチと13インチがあります。島根にいるときにずっと仕事で13インチのMacBook Proを使っていたので、13インチも結構いいサイズだと思っていましたし、値段もちょっとは安めなので最初は13インチを買うことを考えていました。
ただ、グラフィックがちょっとショボいんですね。15インチだとRadeonのが乗るので、こちらをチョイス。メモリは標準で16GBなのでこれはこのままで、SSDも256GBあればあとは外付けHDDでしのぐとして、グラボをワンランク上のRadeon 560Xにして、CPUを今回の目玉とも言えるCore i9にしてお値段31万円。13インチでもメモリやCPUを増強しても30万になりますし、それでも15インチの性能には及ばないので15インチを選ぶ方がよいかな、と。
あとはインタフェース類が軒並みUSB Type-Cなので変換アダプタを買いました。こちらは2,200円。感覚が麻痺している気もしますが、安いものだと思いますので一緒に買っておきます。そして延長保証のAppleCareです。iPhoneやiPadなどApple製品をお持ちの方にはおなじみですが、AppleCareは絶対加入しています。過去に何度もこの延長保証のお陰でApple Storeで無料で見てもらったりしています。iPhoneでも必ず加入して購入することにしています。
高い買い物ですが、私はパソコンについては一つのものを長く使うので、可能な限り購入時にハイスペックなものを選んでいます。買うときはものすごく高く感じますが、結果的に長期間使用できるので以前大破したMacBook Proも全然古臭い感じがしませんでした。おまけに今回はCore i9のCPUが搭載されます。なんと6コアですよ。
CPUというのは昔からずっとクロック数の向上に情熱が注がれて来ましたが、ある時を境に頭打ちになり、CPUを複数個搭載するパソコンが出てきました。しかし、CPUを複数載せるというのはデスクトップのような大きい筐体のパソコンなら可能ですが、ノートパソコンとかだとかなり難しく、現実的ではありませんでした。
そこで考え出されたのが、1つのCPUに複数の「コア」が搭載されたマルチコアCPUです。コアというのはCPUの頭脳の本体部分に相当するもので、2つのコアがあれば2つのCPUと同等の性能が叩き出せるだけではなく、うまく複数のコアを共用することで物理的に2個のCPUがあるものよりも効率的に処理を行うことが可能になります。
そうなれば、あとはコアの数を増やすだけ。
デュアルコアからすぐにクアッドコアの時代になりました。昨今の性能のいいパソコンには4つのコアが搭載されたクアッドコアのCPUが乗っているのが全盛です。それが今回6個乗っている「ヘキサコア」のCPUを選ぶことができるようになりました。15インチだけの特権です。
まあ我々が仕事で使うような大規模なサーバとかだと12コアとか24コアとかザラですから、それほど多いという感じもしないのですが、自宅のコンピュータに6個もコアが乗る日が来るというのも感慨深いものがあります。時代の進化というものは凄まじいものがあります。
ということで来週あたりには届きそうですので、しばらくMacBook Proの話が出て来ると思います。