Rakontanto de ludo

Peace cannot be kept by force. It can only be achieved by understanding.

【歴史考察】カルタゴとローマ(1)

歴史が好きです。ゲームも好きですが。

tomohiko37-i.hatenablog.jp

NHKの歴史秘話ヒストリアもよく見ているのですが、自分で歴史についてよく調べたりもしています。Wikipediaを読み漁ったり、関連する書籍を読みふけったり。

最近はこんなニュースもありましたね。

news.biglobe.ne.jp

記憶が曖昧で、ナチスと旗という単語からハーケンクロイツか?と思ってよく記事を読んでみたら親衛隊とあったのでSSの方か、と。

  • ナチスドイツ
  • 親衛隊
  • ゲシュタポ

こんなところをWikipediaでずっと読んでました。興味のある方は是非。とてもよくまとまってます。まあ上記3つの用語に関する記事はほぼ同一なのでコピペかとも思いますが。

それとは特に関係もなく、昔からとても興味があって何度となく関連する書籍など読んではその時代に想いを馳せる人物がいます。

地中海の大国カルタゴの英雄ハンニバル。

ハンニバルについて知るには塩野七生著「ローマ人の物語」シリーズの3〜5巻のハンニバル戦記(上・中・下)が読みやすく、分量も多すぎず少なすぎず、新潮文庫で薄めの本3冊なので携帯にも便利。

非常にオススメの書籍です。久々に読みたくなりAmazon.co.jpで買ったら4巻はすでに持ってました。以前買った時に4巻だけ取っておいたのでしょう。

ローマ人の物語 (3) ― ハンニバル戦記(上) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (3) ― ハンニバル戦記(上) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (5) ― ハンニバル戦記(下) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (5) ― ハンニバル戦記(下) (新潮文庫)

古い本ですがこれを超える第二次ポエニ戦争についてわかりやすく述べた書籍を私は知りません。

ついでにこの本もオススメです。

覇者の戦術_戦場の天才たち (新紀元文庫)

覇者の戦術_戦場の天才たち (新紀元文庫)

その名の通り、歴史上で「天才」と称された人物が展開した戦いの様子が詳細に解説されています。戦いに至る背景なども解説されていますが、この本は特に戦いの進行に合わせて、どのように「覇者」が兵を動かしていったのかがとてもわかりやすく、ハンニバルの戦いについても有名な「カンナエの戦い」はもちろんのこと、トレビア・トラシメヌス・ザマといった比較的大きな戦闘についても解説されており、この本でハンニバルの戦いだけを時系列に追いかけても第二次ポエニ戦争について概要を知ることができます。

すなわち第二次ポエニ戦争とはハンニバル一人の活躍によるもの。たった一人の天才によってローマは建国以来最大の危機を迎えます。

以前から書籍を読んだり考えたことなどをどこかにまとめておきたいと思っていたので、ちょうどブログで記事にしていけばいいか、と思い立ち少しずつまとめていこうと思います。

2200年前の物語に少しでも興味を持っていただければ。