お待ちかねの銀英伝コミックの5巻が出ました。今回も電子書籍のKindle版です。
今回の表紙は見ての通りロイエンタールとミッターマイヤーです。後の帝国の双璧と呼ばれる二人です。
第三次ティアマト会戦
物語は前巻から引き続き第三次ティアマト会戦です。自己陶酔が甚だしいホーランド中将が勢いに乗って後退するラインハルトの艦隊を追いかけます。
ラインハルトの真意を見抜きつつ、追いつけば自分の艦隊なら勝てる、と思い込み突進し続けます。エネルギー切れで脱落者が続出する中、ホーランド中将が乗る戦艦もエネルギー切れ。
追撃が途絶えたところでラインハルトの反撃が始まります。なすすべもなくホーランド中将は戦死。一体なんだったんだ、このキャラは。
藤崎竜版の銀英伝は原作ではほとんど出番のないキャラが結構熱く戦うところが描かれていてとても面白いです。これまでだとワイドボーンの最期など原作にはない彼の熱い思いがありましたが、ホーランド中将もなかなか濃いキャラのまま逝きました。
旗艦ブリュンヒルト
ラインハルトが第三次ティアマト会戦の功績で大将に昇進し、自分の旗艦を与えられます。白く美しいブリュンヒルトです。
ラインハルトが生涯乗り続けたブリュンヒルトの初登場シーンです。
双璧の二人です
そして、双璧が仲間になる場面。ミッターマイヤーが老婆に卑劣な暴行を加えた馬鹿な貴族の男を軍旗に基づき射殺したことで、捕まってしまいます。
ミッターマイヤーは悪くないものの理屈の通じぬ貴族たちから親友を救うべく、ロイエンタールはラインハルトの力を借ります。
ラインハルトは双璧の忠誠を得るべく、ミッターマイヤー救出に動きます。
第四次ティアマト会戦
双璧とビッテンフェルトを従えて、ラインハルトはブリュンヒルトの初陣で第四次ティアマト会戦に出陣します。
ヤンはパエッタ中将の部下として参戦。
あの名高いレグニッツァ上空戦に突入するところで終わります。
次巻は5月発売です。