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No Promises Await at Journey's End

Pythonista を使ってiPhone内でソフトウェアを開発する

iPhoneが好きすぎて人生の8割くらいがiPhoneを使った生活になりつつあります。もはやSNSもブログもみんなiPhoneで事足りるので、パソコンが自宅になくても良くなりつつあります。

唯一iPhoneでできないのがプログラミングでした。まあそれなりにプログラミング用のアプリも増えてきたのですが、なかなか満足のいくものがなかったのです。

Pythonista

Pythonista

  • omz:software
  • 仕事効率化
  • ¥1,200

ほぼパーフェクトと言って過言ではないアプリを見つけました。Pythonというプログラミング言語を使ってプログラミングをして実行することができます。

このアプリが他のアプリと全く異なる素晴らしい点は「他のアプリからプログラムを呼び出して実行できる」という点にあります。

例えばiPhoneに標準のメモアプリで何か書いて、

右上の↑ボタンをタップ。

画面の下からニュッと出てきます。この辺は普通ですね。ここにPythonistaのアイコンが出てきます。

事前に作っておいたプログラムを選ぶと実行できます。

何がすごいのか

これの何がすごいのか。要するにメモアプリで書いた文章をいろいろ編集するようなプログラムが書けたりします。

わかりやすいところだとサンプルでmarkdownのビューアがあります。メモアプリでmarkdown形式で書いた文章があれば整形されたドキュメントとして閲覧できます。

その他にも写真アプリから画像を選択してプログラムへ渡してあげて何か編集などするものとかが作れます。

画面も作れる

さらにGUIの開発環境も兼ね備えています。電卓のサンプルがありますが、そういったGUIを持ったソフトウェアを作ることもできるのです。

要するに

つまり、iPhoneだけでソフトウェアの開発が完結するのです。まあPythonistaが導入されたiPhoneでしか使えませんが。

import appex
text = appex.get_text()

これだけ書いておけばメモアプリから呼び出してプログラムの方でメモで書いた文章をtext変数の中に受け取ることができます。

あとは煮るなり焼くなり好きにできます。

ちょっと作りたいものの構想もあるので、おいおい紹介していきます。