一昨日の12月5日(土) は羽田空港へ撮影に行ってきました。東京へ来て週末は毎回空港へ行っています。
今回のテーマは「夜撮」です。なんて読むのかわからなかったのでTwitterで緊急アンケート。
今日これから羽田に夜撮に行くんですが、「夜撮」ってなんて読むの?
— tomohiko37@東京の松江市民 (@tomohiko37_i) 2015, 12月 5
「やさつ」と読む人が多いようでした。
今回はY.A.S.A.T.S.U
一眼レフを使用して夜の撮影をするのは難しいです。最近は夜景モードとかも搭載され、ある程度オートマティックにやってくれる部分もありますが、光のない滑走路に時速250kmオーバーで侵入してくる旅客機の撮影はマニュアルでセッティングを調整する露出マネジメントと遅いシャッターモードでブレずに撮影する腕の両方が問われます。
まずは軽いウォーミングアップ
いきなり夜に撮影開始というのも厳しいので、空港へは15時ころ到着するように家を出ました。あたかも計算しつくしたかのように書いていますが、単に昼頃まで寝ていて出発が遅れただけです。
嵐を呼ぶ機体
毎回熱烈な女性ファンが集まる嵐のデザインされた機体がいました。
今年の6月27日に初運航した機体ですのでさすがに今は騒ぎになりませんでした。以前、夏前に東京に来た際に見かけただけだったので撮影は今回が初。
メンバーの横にある虹は一般的な7色ではなく5色。メンバーの数に合わせているそうです。この機体は2016年3月までです。お見逃しのないように。
ファンハンザ
昨年のサッカーワールドカップの覇者ドイツのナショナル・フラッグキャリアであるルフトハンザの機体には自国の応援のため機体に書かれているLufthansaのロゴをFanhansaに変えたものがあります。
ワールドカップが終了してだいぶ経つのでもう終わっていたのかと思えばちゃっかり日本へ来ていました。ジャンボこと747の最新型である747-8です。
この機体は787で培った最新技術を同社の最大の機体である747にフィードバックして作られた新型で、エンジンが787と同じくギザギザだったり、離着陸時に主翼が大きく反ったりします。
また特徴的なのが2階部分のアッパーデッキが従来型のモデルよりも長くなっていることです。全体的にどっしりしたようなフォルムになっています。
ファンハンザはともかくこの機体は毎日昼頃に羽田へ飛来して夕方帰っていく定期便です。簡単に見ることができるのでこちらもお見逃しなく。
天気と写真
この日の天気は晴れ。おまけに夕方は国際線ターミナル側は滑走路方向が順光になります。言うまでもありませんが、写真の撮影には良い天気と良い光が大切です。特に夜の撮影を経験するとそのことがよく理解できます。
この日の光加減は最高でした。
スターフライヤーの漆黒の機体も美しく撮影できましたし、
787も安定の美しさ。
スカイツリーもクッキリと撮影できました。
夕日の映える時間帯の空港は本当にドラマチックです。ぜひこの時間に空港の展望デッキで飛行機を見て欲しいです。
EF50mm F1.8 STM
前日に衝動的に購入した低価格のレンズも早速明るいうちに試し撮りしておきました。
安いレンズの割には結構綺麗に撮れました。画角的には駐機中の機体の全景を収めることはできませんが、出発機をこんな感じで撮れればかなり撮影には役立ちそうです。
ちなみに写真に写っている高い建物は右側が現在の管制塔で左側が旧管制塔です。旧の方は緊急時に使用するために残されたままになっています。